阿蘇世界文化遺産推進室オフィシャルサイト

取組み・経緯History

阿蘇世界文化遺産登録への取組み

火山と人間の共生 「阿蘇ー火山との共生とその文化的景観」

阿蘇世界文化遺産登録は「阿蘇ー火山との共生と文化的景観」をテーマに取り組んでいます。

広大なカルデラと周囲に約7万人の営みにより育まれた壮大な文化的景観に普遍的な価値を有することを表現しています。

古来より人々の手により維持されてきた草原や、そこに営まれた独自の文化は、適切に保全しなければ、やがて消滅を免れないかけがえのない資産であるだけでなく、私たちがいかにして自然と共存していくかという未来を考えるうえでも欠かせない文化的景観を文化遺産として提案しました。

詳しくは熊本県文化企画課文化・世界遺産推進課で掲載されている提案書をご覧ください。

阿蘇における世界文化遺産登録の推進について

現在までの経緯

平成19年に文化庁が行った調査・審議で、「阿蘇・火山との共生とその文化的景観」は、国内暫定リスト候補中で最も評価の高い
カテゴリーⅠa」に位置づけられました。

文化的景観とは

文化的景観それは「自然と人間との共同作品」人間が自然を利用して、長い時間をかけて創りだされた景観を意味します。

「文化的景観」とは、文化財保護法で「地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で我が国民の生活又は生業の理解のために欠くことのできないもの」と定義されています。

平成27年1月現在、全国で47の重要文化的景観が選定されています。

全国の重要文化的景観は 文化庁のホームページで御覧いただけます。

国選定重要文化的景観の先例

ー全国初の重要文化的景観選定ー
近江八幡の水郷
滋賀県の「近江八幡の水郷」は全国初の重要文化的景観に選定された地域です。
近江八幡地域の西の湖とその周辺に展開するヨシ原などの自然環境が、ヨシ産業などの生業や内湖と共生する地域住民の生活と深く結びついて、維持・再生を繰り返しながら独特の発展を遂げた文化的景観として評価されています。
ー独特の気候・風土を踏まえた居住の在り方ー
一関本寺の農村景観
岩手県の「一関本寺の農村景観」は磐井川流域の岸部段丘に展開する農村地帯で、特に中世平泉の中尊寺経蔵別当領に関係する骨寺村荘園遺跡に起源を持ち、独特の気候・風土を踏まえた農耕と居住の在り方を示す貴重な文化的景観です。
ー現在でも現役で棚田をうるおす用水ー
通潤用水と白糸台地の棚田景観
「通潤用水と白糸台地の棚田景観」は、江戸時代に建設された通潤橋と、それに連なる用水路が150年を超えても現役の用水として機能する棚田景観が文化的な景観として評価されています。